業務委託とは、クライアントが、業務の一部を社外の人間に依頼することをいいます。基本的にフリーランスは、会社と雇用契約をし仕事を獲得するのではなく、個人の力で仕事を獲得するため、業務委託契約は身近なことと言えるでしょう。
しかし、業務委託契約時は、契約内容を自分でしっかりと確認し、注意が必要な項目がたくさんあります。今回はその一部を紹介します。
まず、報酬が振り込まれる時期と方法を確認しましょう。
報酬に関する問題は、自分の生活に関わることなので、トラブルになりやすい項目の一つです。クライアントとフリーランス、双方が安心して仕事ができる様に、事前に確認しておきましょう。
支払い方法は、銀行振り込み、小切手などがあります。さらに、手数料の負担に関しても明記されているか確認しておくと安心です。
また、締め日や支払日も重要なため、必ず確認することをおすすめします。
また、損害賠償のついても注意が必要です。会社員であれば、会社が守ってくれます。しかし、フリーランスは、自分の身は自分で守らなければいけないのです。
その上、仕事が順調に進むことは保障されていません。たとえば、自分のミスが原因でトラブルになることもあれば、思わぬことが原因で巻き込まれることもあるかもしれません。そんな時に請求される賠償金が、法外な金額になることも考えられます。
このようなことを防ぐためにも、契約書の見直しも含めて、しっかりと確認しましょう。